新進気鋭の作家七菜乃による新作展はコロナ禍に撮影を開始した女性たちの自宅で撮影するシリーズを発展したインスタレーション展となります。アナログフィルムで撮影後、デジタル処理をしたデータを銀塩プリントの為のデジタルネガフィルムへとプリントした今回の作品では、あえて写真を反転せずプリントする技法を採用しました。

その方法について、作家は曖昧で不確実なジェンダーの有り様を再上演している様に感じ、表面上の美しさを自らで選ぶという自身の思いとの相似性の発見があったと言う。

表面上の美しさとは、個人の内にある哲学から発している。

「なんでも良いけど、なんでも良くない。正解は自分で決めて。自由に自由はないけど、自由でいたいの。その為だったら割となんでもできちゃうんだよ。」

私たちの身体と精神の自由を、静かな部屋の中でイルミネーションが祝福する様に細やかな光を照らしながら七菜乃が特にコロナ禍で感じてきた、人間の根源的な幸せとは？という問いについて思考し、写真の技術でのアナログとデジタルにおける縦断を私たちのジェンダーの関係に擬え、私哲学の重要性を伝えます。

オンライントーク12月5日（日）21:00－22:00
七菜乃×櫻田宗久「私たちの自由とは？（自由でいたいの）作品解説」
チケット1,100円
当日2時間前までにご購入ください。
1時間2人によるトークとなります。＊顔出しなし、トークのみとなります。
チケット　https://hoshio.theshop.jp/
＊プロフィールリンクよりどうぞ
＊zoomでの配信となります。

主催　星男プロダクション

https://hoshiopro.com/

会場

BAR星男

東京都新宿区新宿2-6-8小沢ビル1F

TEL 03-5379-6066

Bar 20:00〜2:00

☆バータイム:入場料（チャージ）¥800+1dオーダー

2021.11